「桜散る 残る桜も 散る桜」に思う

 これは良寛の辞世の句として伝えられる。寂しくもみんな散ってしまう、とも思えるが、それは違う。「散っては、また翌年咲いてくるという大きな流れが脈々とある。生命は散っても散っても、また咲いてくる。そうした自然の計らい、働きの中に、自分も入っていく。だからみんな寂しがらなくてもいい」と、一つの大きな命をあらわしていると、フランス文学者の栗田…

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菅「デジタル化」とマイナンバーの不安

 菅政権が「デジタル化」政策を推進するもと、お得感や利便性を押し出すマイナンバー宣伝が強まっている。改めて、マイナンバー法を読むと、漠然とした不安は確信になった。【デジタル(3)】  マイナンバー法「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(2016年)第1条は、行政運営の効率化、公正な給付と負担、手…

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マイナンバー“ひも付け”の世界

 「ひも付け」という言葉がはやりだした。マイナンバーと何かをひも付けるのである。しかしながら、マイナンバーのひも付けに潜む重大な問題が隠れている。「デジタル庁」設置と一体ですすむマイナンバーだけに。【デジタル(2)】  マイナンバーの交付は、2月1日現在で全国平均25.2%。5年目に入るのに5人に1人である。1人5千円を配布する「…

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デジタル化で漏えいや紛失「天文学的」か

今年秋に向けたデジタル庁設置の法案が審議入りする。歓迎する声とともに、デジタル化による危険性を指摘する声が広がっている。‘ほとりで’は、デジタル・AIについて、その様々な問題などを取り上げる(不定期)。第1回は、デジタル化と安全性(セキュリティー)脅威に関するデーターをみる。【デジタル(1)】 昨年、マスコミに登場した個人…

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気候変動!忘れるな人間は自然の一部だ

 いくら諸科学が発達したとはいえ人間は自然の一部である。人間と自然の関係は、自然と自然の関係であることから逃れられない。 動物は、自然のなかでただ子孫を残すが、人間は自然を加工して生命活動に生かし、自然を再生産して人類史を発達させてきた。だが今、気候変動は人間の命も動物の命も脅かしている。  人間が生みだした生産活動は、生命を脅か…

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